リメイク事例や店内の様子など

お母さまから譲られた大きなアメシストのリング。デザインが気になって使っていなかったとのことです。
こちらのアメシストのカッティング、一見半球型のカボションカットに見えますが、石の裏側にもカットが施されている「バフトップカット」。
石の裏側で光を反射させることにより、奥から輝きが溢れてくるように見える、凝ったカットデザインです。

シンプルなリングへのリメイクですが、ボリュームあるアメシストに対して、お客様のお好みは細めのアームということで、どうデザインするかが課題でした。
もちろんフルオーダーでの作成です。何度か打ち合わせしつつ、鋳造前のワックスを確認いただくことで理想の形に近づけていきました。
基本はシンプルなデザイン。こだわりポイントは、アームを二股に分かれさせて二段腰の台座を支えることで、アメシストが重く見えすぎないようにしてある点です。

シンプルでありながらこだわりを詰め込んだオンリーワンのアメシストリングの出来上がりです^^

とてもおしゃれだったというご祖父様から受け継がれた枝珊瑚。100年以上前というお品には、さび付いた金具がついていました。
それだけ昔の品でありながら本体はきれいなサーモンピンク。年代を感じさせない美しさを保っています。
この珊瑚をK18の丸線で巻いて、お手持ちのリングとジョイント。とても個性的なリングが出来上がりました!
丸線の巻き方や太さ、珊瑚の角度など、お客様のご要望に合わせてお作りしております。完成まで打ち合わせを重ねましたが、その過程も楽しいもの。
時間をかけただけあっての希望通りの出来上がりに、ご満足いただけました^^

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ネオンブルーの希少石、パライバトルマリン。
今最も人気のある宝石の一つではないでしょうか。
ブラジル産のしっかりした色。宝石天国でご購入いただいたルースをリングに仕立てました。
2本ツイストのアームはお客様からのリクエスト。「こんなイメージで」とお写真をご提供いただき、フルオーダーでの作成です。
イエローゴールドでスタイリッシュなパライバ。羨望のオンリーワンリングが誕生しました。

引き出しから出てきた四角い緑色の宝石。
はっきり覚えてらっしゃらないとのことですが、30年ほど前にご購入されたものだそうです。
その宝石はブラジル産のグリーントルマリン。最近はアフリカ産も出てますが、色の濃さが全然違います。
モスグリーンの透明感溢れるスクエアカット。7カラット近いラージサイズです。
このままでは。。とのことでリング作成承りました。
いくつかのデザインの中から選ばれたのはシンプルなプラチナのリング。アームのミル打ちがおしゃれ感のあるリングに、ルースは横置きでセッティングしました。
ずいぶん長い間眠っていた宝石。時を超えて、ついに指輪になりました^^

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今回リメイク承わったのは、2カラットの超大粒ダイヤモンドのリングです。
婚約指輪ではなく、かなり以前に旦那様から贈られたもの。
ただプラチナでかなり頑丈な立爪でセッティングされたリングは、普段使いが難しく、ずっと出番が無かったそうです。
そこでシンプルなペンダントへ。4本爪のバチカン一体型です。チェーンもトップの大きさに合わせてしっかりした太さのベネチアンタイプ。とても丈夫なネックレスです。
母娘様でのご来店。当面はお母さまがご使用になって、ゆくゆくは娘さんへ受け継がれてゆくことになりそうです。

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